木田 隆
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IT業界への就職を考えている方の中には、『インフラエンジニアへの就職を考えている』という方もいるかと思います。
開発業務が中心であり、プログラミング言語やコードの書き方を習得しなければならないプログラマに対して、インフラエンジニアの場合、覚える事が少なく、未経験からでも難なく仕事をこなす事が可能です。
そのため、『未経験の自分でもIT業界で仕事が出来るのでは』、『プログラマと比較して、仕事がこなせそう』といったように、インフラエンジニアという仕事に興味を持っている方も多いとは思いますが、実際にインフラエンジニアの仕事を担当していた事もある私としては、『インフラエンジニアへの就職はやめとけ』と言えます。
確かに、プログラマと比較して、未経験の方でも仕事をこなす事は容易です。
とはいえ、それ以上にデメリットの目立つ職種となっていますので、楽に就職・仕事がこなせるからといって、安易に志望するべきではないのが現状です。
そこで今記事では、
◆インフラエンジニアへの就職はやめとけと言える理由
◆未経験→IT業界への就職に最適な就活方法
上記に関して、実体験を交えつつ説明していきます。インフラエンジニアってどうなの?と疑問に感じている方は、是非とも参考にしてみてください。
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目次
■インフラエンジニアへの就職はやめとけと言える4つの理由
長時間労働+深夜作業あり
インフラエンジニアの仕事内容としては、
・開発したシステムを入れるパソコンの環境整備
・開発したシステム・ソフトを司るサーバーPCの設定
・サーバーPCと各端末の紐付け
・PCおよび開発ソフトのインストール&定期アップデート
・客席へのPC設置&配線整備
・トラブル対応
上記のような仕事内容となります。
要するに、『客先に導入するパソコンで、開発したシステムが問題なく動作するようPC設定&ネットワークを構築する仕事』が、インフラエンジニアとなります。
※ネットワークを構築する事から、ネットワークエンジニアと表現される事もあります。
ただ、導入して問題なくシステムが動けば仕事が完了!という事でもありません。
仮に導入後に不具合が発生した場合、早急にトラブル対応をしなくてはなりません。これは、トラブルが発生した時が、休みだろうと夜中だろうと関係なく連絡がきます。その結果、休日出勤や深夜作業を強いられる事もあるのです。
そのため、いつ連絡が来ても対応できるように、備えていなければならず、心が休まる瞬間がないのです。
また、ネットワーク環境の設定の確認、新しいプログラムをサーバーに入れるといった、導入・保守作業は、基本的に、システム導入先の業務時間終了後に行わなければなりません。
※業務時間中に、サーバーを用いて作業してしまうと、システムに不具合が出る可能性があるため
そのため、19時から作業開始、20時から作業開始といった事も多々あり、結果的に夜遅くまでの作業を強いられる事になってしまうのです。
私自身、病院の予約システムや待合表示システム等を導入する仕事をしていましたが、深夜2時まで延々ネットワークの構築、サーバーPCの不具合対応をした経験がありますし、システム稼働初日を迎える前日は、常に徹夜で最終チェックをしていた状態でした。そのため、未経験でも難なく仕事をこなせ
とはいえ、なかなかに過酷な労働環境の中で仕事をしなくてはいけない可能性があるのです。
単純作業の連続
「IT業界=自分のアイディアを具現化できる」といったモノづくりのイメージある、あるいはそれが志望動機だという方の場合、迷わずプログラマを目指すべきです。
というのも、上述した通り、インフラエンジニア= 開発したシステムが問題なく動作するようPC設定&ネットワークを構築する仕事ですので、結局のところ、自分のアイディアで物を生み出している訳ではないためです。
各企業の”金になる木”を生み出すのは、あくまでプログラマであり、”金になる木が問題なく成長する土壌を作る”のがインフラエンジニアなのです。
そのため、業務内容としても、「DBを確認⇒不具合個所の洗い出し」、「サーバに新プログラムを導入⇒ひたすらデバック作業」、「ネットワークの配線回りのチェック」といったように、単純作業が多いです。
地味な作業が好きだというのであれば、天職かも知れませんが、ライン工のように、同じ作業を延々繰り返すのが苦痛だと感じるのであれば、インフラエンジニアへの就職はやめとくべきです。
安月給
インフラエンジニア=プログラマよりも安い給料である事がほとんどです。
私が勤めていた会社でも、インフラエンジニアよりもプログラマの方が、3万円ほど月給が高かったです。
そのため、長時間労働をしたにも関わらず、手取り18万円にも届かない…という事態に陥る可能性が極めて高いのです。
仮に、激務+安月給という労働環境に直面してしまった場合、残された道は早期退職しかありません。
インフラエンジニア=”オワコン”という風潮
上述した通り、『開発担当=プログラマ、その後の導入・保守=インフラエンジニア』という住み分けがなされているのですが、最近では、インフラエンジニアとプログラマを住み分けずに、プログラマが、1顧客の導入~保守支援までを請け負う形が増えつつあります。
というのも、仮に開発したシステム・ソフトで不具合が発生した場合、開発を担当していないインフラエンジニアよりも、自分で開発したプログラマの方が、対応がスムーズであり、顧客への不具合発生理由の説明も容易であるためです。
そして、プログラマが開発から保守支援までを請け負う今の流れはIT業界全体の主流となりつつあります。
そのため、”コードの書けない”インフラエンジニア=斜陽に差し掛かったオワコン職であり、企業側としても、『わざわざ同じコストをかけるなら技術を持ち合わせたプログラマを採用する』と考えるので、今後内定獲得が難しくなっていきます。
そのうえ、技術も資格も持ち合わせていないので、就職した企業の経営が傾いた場合、真っ先にクビを切られるのは、利益を生むシステムを作り出せるプログラマではなく、インフラエンジニアとなります。
そして、今後、インフラエンジニア=オワコンだという風潮が、さらに広まっていく事で、キャリアアップも難しくなり、惨めな30代・40代を迎える事にもなりかねません。
ですので、インフラエンジニア=プログラミングスキルが不要で、プログラマと比較して、就職&仕事がしやすいという点に魅力を感じて、インフラエンジニアに就職をしたとしても、後々後悔する可能性は高いのです。
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■未経験→IT業界への就職に最適な就活方法
無料スクールでプログラミングを学ぶ
上述したように、インフラエンジニア=デメリットの多い職種と言えますので、プログラマと比較して、「未経験でも仕事が出来るのでは⁉︎」という気持ちで、インフラエンジニアに就職をしてしまうと、就職した後に苦労する事になる可能性が高いです。
そのため、未経験からIT業界を目指すのであれば、やはりIT業界の”花形”である開発職(プログラマ)を目指すべきです。
「未経験からでは難しいのでは…」と感じるかも知れませんが、最近では、無料で現役のプログラマ・エンジニアから技術を学ぶ事の出来るプログラミングスクールが開講されており、中には就職支援もセットで付いている所も存在しています。
そのため、昔ほど、未経験からプログラミング技術を習得するのに苦労する事も無ければ、お金が掛かる事も無くなりました。
中でも、『GEEK JOB(ギークジョブ)』の場合、受講生の70%以上が、プログラミングが書けない、プログラミングに触れた事がない、パソコンを普段使わないといった未経験者となっていますので、全くプログラミングが書けないという状態であっても、問題なく受講可能です。
そのうえ、受講当初は、全く知識が無かったとしても、最終的には、1人でサイトやアプリの開発が出来る技術力がついた状態で、就職支援のサポートが受けられますので、未経験からIT業界を狙うのであれば、受講してみて損はないと言えます。
GEEK JOB=利用する価値がある理由
未経験からIT業界を狙う方が、利用する価値がある理由としては、先ほど書いた通り、PC初心者の方を対象としたスクールであり、就職支援がセットとなっている事もさる事ながら、ギークジョブの場合、プログラミング・インフラエンジニア両方のコースが選択出来て、無料体験にていずれの仕事も体験する事が可能という点にあります。
やはり、いくら「インフラエンジニア=デメリットが多くてやめとけ!」と言っても、自分で体感しない事には、実際どうなの?という疑問は拭えないかと思います。
ギークジョブ であれば、正式に受講する前に、ネットワークの構築やサーバーPCの環境設定等、実際の仕事内容と同じ事を体験出来ますし、現役のインフラ・ネットワークエンジニアの方へ質問も可能となっています。
そのため、「インフラエンジニアって実際どうなの」と感じている方、「未経験からプログラミングって習得可能なの」といった方であれば、百聞は一見に如かず、無料体験に参加をしてみるのが吉です。
たとえ、無料体験に参加をしたからといって、絶対にスクールに入学しなくてはいけないという事もありません。
そのうえ、オンラインにて、無料体験を受講する事が出来るので、気軽に参加をする事が可能です。
下記公式サイトにて、スクールの詳細確認&無料体験への申込が可能です。
★GEEK JOB(ギークジョブ )の公式サイト↓
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■まとめ
全く知識のない状態から、IT業界を目指す場合、どうしても就活はうまくいくのか、自分でも仕事が出来るのかといった点が気になり、”難しそうなイメージ”のあるプログラミングではなく、未経験でも難なく仕事のこなせるインフラエンジニアに魅力を感じてしまう気持ちも分かります。
ただ、実際にプログラミングに触れてみると分かりますが、基礎知識さえ身に付けてしまえば、そこまで苦労する事なく、仕事をこなす事は出来ます。
中には、あまりおすすめな方法ではありませんが、コピペを多用して仕事をしているプログラマも多いのが現状です。
ですので、これからIT業界を目指すのであれば、斜陽に差し掛かっているインフラエンジニアではなく、今後のキャリアアップも容易なプログラマを志望するべきです。
プログラミングスキルは一度身に付けてしまえば、転職も容易です。経験を積む事で、独立して稼ぐ事も、在宅勤務をする事も可能です。
つまり、自分に合った働き方をする事の出来る可能性が、全業種の中でもっとも高いのが、プログラマなのです。そのため、今身につけておく事で、今後の人生に多くのメリットをもたらしてくれると言えます。