木田 隆
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IT系の仕事への就職に興味があるという方の中には、「プログラマーではなくインフラエンジニアへの就職」を考えている方もいるのではないでしょうか。
確かに、インフラエンジニア=プログラマーほど勉強せずともなれます。
未経験からインフラエンジニアになったとしても、半年もあれば問題なく仕事がこなせるでしょう。
この「プログラマーよりも簡単そう」という点に魅力を感じた方もいるかと思います。
ただ、結論から言いますと、インフラエンジニア=就職するのはやめとけと言いたいです。
確実に後悔するはずです。
今記事では、
◆インフラエンジニア=やめとけと言える理由
上記について、実際にインフラエンジニアとして働いていた私の体験談を交えて書いていきます。
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インフラエンジニア=やめとけと言える理由
長時間労働必須
インフラエンジニア=長時間労働は避けられません。
翌朝までPCのセッティングをするという事も多々ある職種です。
実際に私自身、何度も2徹をした事があります。
長時間労働が必須と言える要因は、その仕事内容にあります。
インフラエンジニア=基本的には「客先に置くPCの環境設定をする(正しく動作するようにする)」のが仕事です。
・開発したシステムを入れるパソコンの環境整備
・開発したシステム・ソフトを司るサーバーPCの設定
・サーバーPCと各端末の紐付け
・PCおよび開発ソフトのインストール&定期アップデート
・客席へのPC設置&配線整備
・トラブル対応
システムを司るサーバーPCの設定をして、サーバーPCと紐づけるPCの設定を行う→動作確認をするといった流れで進みます。
ただ、これが相当時間のかかる作業なのです。OSのアップデートだけで半日奪われる事もざらにあります。
その後に、各種環境設定&動作確認をしなければなりません。不具合が起きないために動作確認には、チェック項目無数にあり、経験がない新人の場合、2〜3日は掛かります。残業は必須です。
客先に導入するPCを完璧にするだけで、相当な時間を要するのです。
また、PCの環境設定が終わって以降も、長時間労働から解放される事はありません。
むしろ、ここからが長時間労働の”本番”です。
というのも、客先にPCを設置出来るのが、客先の営業時間外のみだからです。(顧客先の仕事を止めてはいないため)
必然的に、19時以降〜の作業or休日作業となるのです。つまり、客先導入がある日は、12時間以上の労働となるのです。
私の体験談を例に出します。
私は病院にシステムを導入する仕事をしていました。
診療時間が終わるまでPCを入れる事は出来なかったので、定時まで社内で仕事をした後、20時から導入作業開始→全ての動作確認が終わったのは深夜の1〜2時という事が何度もありました。
不具合が改善されず、朝まで動作確認をしたり、上でも書きましたが2徹した経験もあります。
このように、長時間労働は避けられないのがインフラエンジニアなのです。
クレーム対応がストレス
もしも、導入したシステムに不具合が出た場合、対応しなければいけないのがインフラエンジニアです。
”プログラマーが作ったシステム”なのに、バグやエラーが発生したらインフラエンジニアがそのミスのケツを拭かなければならないのです。
当然ながら、クレーム対応=かなりのストレスになります。
そして、インフラエンジニアのクレーム対応=他のクレーム以上に対処が大変です。
というのも、クレームの大半が、「〇〇をした時にエラーが出たんだけど」、「〇〇をしたのに〇〇した事になってない。早く直せ」といった”そのシステムを作った人でしか対処のしようがないものばかり”だからです。
こちらが出来る対処としては、「即座にプログラマーに問題を投げる→プログラマーが解決するまで時間稼ぎをする」事しか出来ません。問題が解決するまで口先三寸で乗り切るしかないのです。
給与が安い
インフラエンジニア=軒並み給与水準が低いです。
プログラマーとして就職した方がよっぽど稼げます。
実際に私が私が勤めていた会社もプログラマーの方が月給が3万円ほど高かったです。
ちなみに、インフラエンジニアとして就職した1年目の給与=手取り17万円でした。
※長時間残業+何度も休日出勤したにも関わらず
インフラエンジニア=オワコン
インフラエンジニアは、オワコン化しつつあると言われています。
というのも、これまでの”開発担当=プログラマー、導入と保守=インフラエンジニア”という棲み分けが無くなりつつあり、「開発から導入・保守をプログラマー1人が請け負う」スタイルが増加傾向にあるからです。
システムを開発した人が導入やその後の保守サポートをした方が、何かと都合がいいよねという事で、そうした企業が増えつつあるので、この先プログラミング技術のないインフラエンジニア=淘汰されるのではと言われているのです。
さらにこの形が主流となった場合、インフラエンジニアは絶滅するでしょう。
それであれば、”オワコン”待ったなしのインフラエンジニアよりも生き残りが容易なプログラマーを目指すのが得策です。
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■まとめ
インフラエンジニアへの就職はやめとけと言える理由を書いていきました。
”長時間労働・休日返上・低年収”の社畜人生をやり抜く自信があるなら、インフラエンジニアへの就職を止めはしません。
ただ、上で書いた事の一つでも嫌だと感じたのであれば、インフラエンジニアへの就職は辞めるべきです。
「プログラミング技術が不要」という文言に騙されてはいけません。
就職後にきつい思いをするのは必須ですし、結局のところ、プログラミングの知識を必要とする場面が出てきます。
ましてや、将来的にはプログラミング技術のないインフラエンジニア=どの会社からも必要とされない存在になる恐れがあります。
そのため、これからIT分野への就職を考えているのであれば、インフラエンジニアではなくプログラマーとしての就職に目を向けるべきです。
今の時代、無料で学べるプログラミング講座・スクールはいくらでもあります。
そして、いざ学んでみると意外と簡単に出来ます。
文系出身の私ですら習得出来ましたから。(私自身、インフラエンジニアとしての仕事に嫌気がさした後にプログラミングを習得→プログラマーになりました。)
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